Sustainable Urban Management プレイベントを開催しました(9/10)

9月10日(水)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)にて、Sustainable Urban Management コースのプレイベントを開催しました。

オープニングでは、本学渋谷PXUセンターの川邉 雄司准教授より、開会挨拶と本イベントの趣旨説明がありました。

セッション1では、「市民参加型DXが実現する新しい民主主義と都市経営」と題し、株式会社Liquitous 代表取締役CEO 栗本 拓幸氏による講演があり、今後の行政・街づくりでは、従来のような一方通行ではなく、市民との対話のもとで進めることが重要であるとのお話がありました。また、デジタルプラットフォーム「Liqlid」の紹介では、このツールを活用して市民の声を収集・分析し、政策形成のプロセスを革新して、一人ひとりが影響力を発揮できる社会を目指すことの意義が語られました。

セッション2では、「モビリティ革命が創る都市の新しい可能性」と題し、株式会社Luup 代表取締役CEO 岡井 大輝氏による講演がありました。LUUPの活用により、駅から離れた場所でも豊かに暮らせる街づくりが可能となることの事例紹介や、安全対策の取り組みに関する説明の後、LUUPが地域の利便性や活性化に寄与することで、”街じゅうを「駅前化」するインフラを作る”をミッションに、今後も快適な暮らしを支えるための取り組みを進めていくという考えが述べられました。

セッション3では、「観光・エリアマネジメントから見る持続可能な都市づくり」と題し、渋谷区観光協会理事長 金山 淳吾氏による講演がありました。
金山氏は、渋谷を「メディアシティ」として捉え、新しい文化を創造する街づくりを目指していると語られ、取り組みの具体例として、防災意識向上のためのエンタメ型プロジェクトなどを紹介されました。また、「創力」を育むことで未来の社会をデザインする意識を持つことが大切だと述べられました。

最後に、東京都市大学都市生活学部の宇都 正哲教授より、「Sustainable Urban Management コース」の紹介として、人口減少や都市の変化を背景に、日本の持続可能な未来を実現するための新たな挑戦が必要であること、本コースでは、都市計画、法制、金融を軸に、多様な専門家が講義を行い、都市のDXやエリアマネジメントといったテーマを通じて、政策やビジネスの変革を探求する内容となっていることの説明があり、変化と挑戦をキーワードに、未来の社会をリードする人材育成を目指していると語られました。


ご検討されていらっしゃる方、どんな質問でもお答えいたしますので、
お気軽に事務局までお問い合わせください。

■お問い合わせ
東京都市大学リカレントプログラム担当
申し込み・コース内容に関する問い合わせ

ブログに戻る